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2003年5月3日(土)
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玉縄みどりの観察会
鎌倉市玉縄地区 |
■生命の季節、春です。暖かくなって植物はいっせいに芽吹きます。花をつけるもの、実がなっているもの、野原は目にも鮮やかです。虫たちも活動し始めました。さあ、一緒に探検しましょう。 ■玉縄は大船駅からほんの5分くらいの鎌倉市と横浜市の境目でみどり豊な土地です。小さな森と、畑があります。今日はこの季節の野の植物を、植物に詳しい川原さんと歩いて観察します。小学校高学年児を先頭に、未就園児を中ほどにはさんで探検隊が出発します。 ■へびいちご、かたばみ、あざみ、ヤエムグラ、こばんそう、ヒメジョオン。なじみの花の中に実を付けたものもあります。珍しい形の小判草は子どもたちの宝物になります。ジャガイモの花を見つけました。普段八百屋さんの店先で実は見ることが多いけど、花を見るのは珍しい。 ■同じ植物でも朝と昼過ぎでは様子が違うものもあります。夜は花がとじるタンポポは、朝から花を開きます。朝方花が下にむいていたヒメジョオンも、昼には花を上に挙げます。 ■植物を使って工作をします。カラスノエンドウのさやを使って笛を作ります。昼顔は指輪になりました。つるを使ったり、さやを使ったり、花を使ったり。蝶を採ったり。そんなことで植物や昆虫の性質を少しづつ学んでいきます。 ■公園で、今日見た植物、昆虫のことをふり返ります。こんな場所にはこんな形の花があったよ、垂れ下がるつるはこんなことにも使えたね。ここにある木のなが〜い葉っぱで工作したよ。 小さな植物にも名前があり、性格があることを感じられる一日でした。 ■玉縄で5月に見られる野草をまとめました。→こちら |
↑ いろんな年齢の子どもたちが探検に出発! | ↑ さっそくヘビイチゴみーつけた! キレイでしょ。 |
↑ 道端の野草の花でも子どもには宝物。 | ↑ 小判草はふしぎなかたち。 |
↑ ヒメジョオンは昼になると花が上に向く。これ、朝と昼の両方。 | ↑ 工作をしよう。カラスノエンドウの笛だよ。 |
↑ 昼顔の指輪、ゴ〜ジャスマダムよ。 | ↑ 葉っぱのひげをつけて、ヒゲオヤジ。 |
↑ つつじの蜜を吸いながら、今日のふり返り。 |
集合場所
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鎌倉市玉縄 横浜市長尾台付近 |
時 間
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9時集合 解散12時10分 |
持ち物
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・ はきやすいスニーカー ・ 網、ビニールなど採取用具 ・ 観察用のプラスチック水槽など ・ タオル、着替え、履き替えの靴(時々どろどろになる) ・ 飲み物、あまいあめなど体温調節と水分補給できるもの。 ・ 長袖や帽子など、日光対策 ・ 傷テープ、薬品、洗い水などのケガ対策も ・ 図鑑、フィールドノート、筆記用具など |
内 容
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9:00 オリエンテーション 参加にあたっての注意、今日のプログラムの説明 9:15 自己紹介、隊列きめ。 9:40 「探検隊」出発! 10:40 一度止まって、観察、工作、説明。生き物は元の場所に返そう〜 11:30 公園へ到着 11:40 今日の成果発表、川原さんのお話 |