「かまくら子育てマップ」発行&
子ども局推進担当発足記念
「子育てお母さんと市長のお茶会」
2003/7/2wed.10:00〜11:30 市役所会議室

3)市側出席者のコメント

◆石渡市長より

 ・我々の世代と比べて、子育ての社会的な環境が閉塞的に変わってきていることは確か。
 ・自分にも4人の子どもがいて、子育てにはそれぞれ苦労もあった

 ・これからの男女共同参画社会実現に向けて、母親だけが子育てを担う社会は変わっていくべきと思う。
 ・子ども局がやらなければならないテーマは果てがない。具体的なことは子ども局から回答してもらうが、今、市が取り組んでいること、考えていることを伝えたい。


◎小児医療費補助
 ・現在、70%ぐらいの子どもが医療費補助の対称になっている。
 ・所得制限の緩和、または対象年齢の引き上げ(就学前まで)、どちらがよいのか等検討したい。
 ・ちなみに所得制限をそのままにして対象年齢を1歳引き上げると、年間1000万円ぐらいの支出となる。



◎公園
 ・海浜公園は、今まで県が管理しており、今年から市の管轄になった。これから整備を進めていく。
 ・年代によって公園に求めるモノが違うと、今日つくづく感じた。
 (木が植わっていればいい、ベンチがあればいい、という人もいる)
 ・今年『海のルールブック』が作られた。関係機関でパトロールをするなど、利用者のマナー向上を一層求めていきたい。



◎一時保育の充実
 ・大きな課題の一つと受け止めて、今後進めていこうと思っている。



◎駅舎のバリアフリー
 ・現在、話し合いを進めている。まずは、大船駅の西口をと考えている。
 ・バリアフリー化には数年はかかると思う。待っていただきたい。




◆熊代教育長より

 ・教員になった昭和36年頃に比べると、子どもの数がずいぶん減り、それに比例して教員の数も減っている。
 ・実は神奈川県は、国で一番教員雇用に予算を使っている。通常教員の給与は、国と県で半分づつ負担している。が、神奈川県はそれ以外に、県独自で採用している教員がいる。しかし、この教員の数は十数年来減ってきている。


◎学校内外の安全
 ・学校において一番大切なのは「安全であること」だと思う。それは、学習よりも優先されると考えている。
 ・池田小の事件以来、市内の学校では校門を閉めているが、近隣から多くの苦情が出た。(校庭を通り道として利用している住人が少なくない。)しかし、子どもの安全にはかえられないので、理解を求めていきたい。
 ・学校と警察では連絡協議会を定期的に開催し、防犯対策や不審者の取り締まりに注意を払っている。警察には学校周辺のパトロールを強化してほしいと要望を出した。
 ・学校、地域、保護者の三者が一体になって、子どもの安全を守っていきたい。


◎障害児学級
 ・障害児学級を廃止し、障碍のある子も通常学級に通わせ、先生の数を増やす方向に国の方針が決まった。
 ・特別支援学級を作るべく、改革を進めていく。


◎学校教育の現状
 ・「最高の教育環境は教師である」と思っている。確かに、現状は問題がある。
 ・現在、かまくら教育プランを作成中である。今後10年、20年、30年後の鎌倉の教育針路となるものである。来年3月中にはそれができあがる。




◆子ども局佐々木部長より

 ・保健福祉部長を5年つとめ、4月から子ども局の部長になった。
 ・鎌倉市で子どもに関連する部署は20もある。子ども局ができると聞き、そのタテ割り組織をまとめていくのは難しいと感じた。
 ・自分自身は、成人した独身の息子が二人いるだけなので、正直なところ、子どもの気持ち、子育て中の親の要望がわからない。




 ・今日皆さんからいただいた課題の中で、市長がお答えになったテーマをのぞくと、子ども局の担当は以下のようになる。
  ◎あおぞら園を含む障害児問題
  ◎保育所
  ◎予防接種
  ◎室内の遊び場
  ◎子育ての社会化(介護の社会化を受けて)
 ・これからいろんな部署に聞いて、ペーパーにまとめてお答えしたい。




◆子ども局石井課長より
 ・子ども局は、昨年の4月に二人でスタートし、今年4月に佐々木部長以下、5人のスタッフで部として動き出した。
 ・福祉局から4つ、ほかに生涯学習課、青少年課など、関連の4つの課がまとまった組織である。しかし、公園や芸術などの分野はもれている。
 ・学校教育に子ども局がどうかかわっていくのか等、お互いに連携して要望を担当の課に伝えていきたい。
 ・現状では、子ども局が子育て家庭の意見をすいあげる場がほとんどない。今日はとても良い機会だった。





4)『かまくら子育てマップ』について

【『かまくら子育てマップ』発行までの経緯】  文責 「鎌倉子育てガイド」

● 平成13年4月、神奈川県福祉部児童福祉課が、各市の母親たちで構成するボランティア団体の協力を受けて、小冊子『かながわ子どもとおでかけ安心情報』を発行した。「鎌倉子育てガイド」は、ボランティアで鎌倉市版の調査・編集を担当した。制作にかかった交通費、通信費、コピー費などの実費は、県から支給された。

● 神奈川県は『子どもとおでかけ安心情報・鎌倉市編』を 約2000部印刷し、鎌倉市子育て支援センターをはじめ、市内各施設にて配布したが、全子育て家庭には行き渡らなかった。

● そのため、平成14年度の鎌倉市予算で、『子どもとおでかけ安心情報・鎌倉市編』を、全子育て家庭に配るため、増刷することが決まった。増刷に際しては「鎌倉子育てガイド」が編集に当たり、県のあいさつ文や関連窓口の掲載などを削除すること、また市内小学校や小児科のリストを新たに加えたリニューアル版にすることで合意した。

● 前回の県の作業から2年が経過していたため、「鎌倉子育てガイド」は、全掲載施設について再調査を実施、情報を更新した。小児科・小学校・学童保育施設のリスト、ファミリーサポートセンター&子育て支援センターの利用レポート、子育て相談窓口なども追加し、鎌倉市独自のオリジナル版『かまくら子育てマップ』を作成した。

● 平成15年3月、原稿データ完成。7000部が印刷され、市役所に納品された。印刷費は鎌倉市が全額負担した。が、調査・編集・版下作成作業の費用は、鎌倉市は支給していない。また、制作にかかった交通費、通信費などの実費も「鎌倉子育てガイド」のスタッフが個人的に支払っている。

●鎌倉子育てガイドは、当初の「全子育て家庭への配布」という約束が不履行であること。また、編集制作費はもとより、かかった実費までも負担を強いられたこと。この2点について、こども局に対し改善を要求している。



●こども局推進担当による「かまくら子育てマップ」の2003年度配布先(6月30日現在)
 市民健康課健診用         2000部
 子ども会館             600部(50×12ヶ所)
 子育て支援センター等        500部(150×3ヶ所+50)
 行政センター           1700部(350×4ヶ所+市民サービスコーナー300)
 子育て支援グループ(子育てガイド)   600部
 中央図書館・おはなし会等       30部
 鎌倉生涯学習センター         50部
 保育園他              200部(20×8ヶ所+40)
 本庁(こども局など)       1320部        
 小児科               350部(50×7ヶ所)
 取材協力者・公的機関等(県・他市等)200部
 郵送希望者              40部
 本庁窓口配布            577部
 こども局残部数           153部



市内全子育て家庭にマップが配られなかったこと、および制作にかかった実費を支払っていないことについて、こども局部長の説明は以下のとおり。
 ・「かまくら子育てマップ」はよくまとまっている。
 ・予算の関係で印刷製本費しか組めなかった。
 ・こういう所で配ってほしいという要望を受けて、一部の配布先を変更したが、すでに残部が少ない。
 ・今後はお金のかからない方向での印刷で、ニーズに対応したい。
 ・来年度以降、子育て情報誌の予算を組んでいく。それにあたっては、ほかの自治体が出している冊子なども取り寄せて参考にして、より良いものをつくっていきたい。




この問題は、解決の方向に向かって話し合いを継続しています


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