2003年11月1日
野原プログラム(4)
野草工作
鎌倉中央公園付近の緑地


実りの秋がやってきました。今回は植物の実や茎を使って工作します。ただのススキがふかふかのミミズクになったり、カラスウリがちっちゃなランタンになったり。自分で採取して、工作した作品は宝物。どんな風になるのかな? どんなのにしようかな?
まずは採取。手を切りやすいから注意。どこにでもあるススキだけど、形がそろっていて、穂先が開いていない若いススキを探します。時間があまった時用のカラスウリも。どちらも秋には良く見られる植物。ススキはハギに良く似ています。湿地に生え、ススキより大きいのがハギ。間違えないでね。

穂先の開いていない、だいたい同じ大きさのススキを10本ぐらい用意します。
・穂を丸く折り曲げて頭を作ります。下をひもで縛ります。
頭の周りを別の穂5〜6本で囲んで結びます。頭の付け根と、穂の付け根をそろえるときれいにできます。
・先に数本分の穂を折り曲げて芯になる胸を作ります。残りの穂を全部ふっくら折り曲げて、糸で穂先を結びます。
・紙で目とくちばし、それに特徴の耳をつけて出来あがり。
ユニークなミミズクを作ってね。
1週間ぐらい経つと、穂先が開いてミミズクがむくむく膨らむよ。
時間が余った人は、カラスウリのランタンにも挑戦。こちらは細かい工作。カッターを使うから気をつけてね。作り方はカラスウリランタンの作り方を参照。
 ↑ ススキを3本ぐらい用意してあわせる。  ↑ 潰さないよう折ってみる。頭の大きさを決める。
 ↑ 大きさを決めたら糸で縛る。  ↑ 糸で結ぶのはむづかしいから、口を使ったり、手伝ってもらうと良い。
 ↑ 頭の周りを別の穂5〜6本でぐるりと囲んで糸を結ぶ。  ↑ 穂に折り目がつかないように気をつけて。
数本分ほどの穂を折り曲げて、胸の中心を作ってね。  ↑ スカスカでも、穂が膨らむとふっくらするよ。(5年)
残り全部の穂を折り曲げて糸で結び、茎をそろえて切る。  ↑ 紙で目やくちばし、耳をつけよう。楽しい表情を作ってね。
周りの余計な穂を切って、きれいに見えるよう整えてね。  ↑ 特徴ある表情のミミズクたち。
アタシのミミズク、上手にできたでしょ。


場 所
鎌倉中央公園付近
時 間
9時集合 解散12時
持ち物
・ はきやすいスニーカー
・ 手を保護する軍手
・ 植物用のはさみ、工作用のはさみ。
・ 紙、マジック、糸
・ 長袖や帽子など、日光対策
・ 傷テープ、薬品、洗い水などのケガ対策も
・ 図鑑、フィールドノート、筆記用具など

内 容
 9:00 オリエンテーション 参加にあたっての注意、今日のプログラムの説明
 9:15 ススキを探に出発。1人10本ほど切る。
 9:40 工作できる場所まで移動。
 11:40 工作終了。発表
 

カラスウリランタンの作り方

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