一期 第1回・・2002年4月27日(土)
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磯の生物観察
材木座・和賀江島&小坪公民館 参加:会員(小学生) 35名 スタッフ総勢 15名 |
■やや寒さが心配される中、全会員35人が参加して第一回「磯の生物観察」が行われました。今日の先生は水辺のナチュラリストとして全国に知られる長谷川孝一さん。さらに5人の専門家とKOCのメンバー9人がスタッフとして参加。子どもたちは指導者の数に従って5チームに別れ、まずはボールを使って名前を呼び合うニックネームゲームでコミュニケーションを深めます。 ■今回の目標は「自然体験が少ない子供たちにできるだけ沢山の経験をさせてあげる。和賀江島の転石場の生き物と出会い驚き、触ることで鎌倉の海の自然を知る。」先生との約束は、生物は最後に海に帰すこと。そして磯の環境を変えないよう、裏返した石などは必ず元に戻すこと。 ■バケツや網を手にスタッフや親と共に海に入っていった子どもたち。今日は大潮。ちょっと石をひっくり返しただけで、びっくりする数の生物たちと出会えます。カニ、ナマコ、タコ、アメフラシ・・etc. 最初はおずおずだった子も思わず熱中。水の冷たさも忘れて、あちこちで歓声があがりました。めずらしい生物は、ビニールプールに放たれみんなで観察しました。 ■生物を海に戻し、着替えてから小坪公民館に移動。ここでは「海の生物博士」発表会を行いました。チームごとに今日出会った生物の絵を描き、名前をつけて、その動きを体を使って表現してみよう!というプログラムです。「わかえいわあばれもじゃ(もずくがに)」「キングラー(カニ)」「ぬみどる(あめふらし)」「いわしたたこじろー(たこ)」「くろでかとげとげぷるるんのびのびうみのいもむしすなうんち(ナマコ)」とユニークな発表が続出。子どもたちの創造力に親の方が感心させられました。 ■長谷川先生いわく「みんなきちんと石を元通りにしてきてくれて嬉しかった」。また他の指導者の中から「鎌倉の子ども達は、横浜や川崎の子より海に慣れている」という感想もありました。「水辺がすぐ近くにある鎌倉の環境を、子どもの成長のこやしにしていってほしい」という言葉、その通りだと思います。 感想は→こちら |
↑ 小学生35人と親、スタッフで総勢100名! | ↑ まずボールを使ったコミュニケーションゲーム |
↑ いよいよグループに別れて磯へ | ↑↓ でっかいカニがいたぞ〜 |
↑ こちらはナメコです。 ↓ こちらはタコです。
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スタッフと子どもたち 全員で「ぴーす!!」 ↓ | ↑ 公民館では、体を使って磯の生物を発表 |
集合場所
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材木座海岸 和賀江島の碑近く |
時 間
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9時集合 解散12時30分 |
持ち物
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・はきなれたスニーカーか上履き、靴下(足首までカバーできると可。サンダルだとケガをする。) ・上着、着替え一式(下着、靴下含む) ・タオル ・長袖や帽子など日光対策 ・観察用具(バケツ、シャベル、金魚用の網、プラスチック水槽) ・軍手(なくても可) ・ビニールシート、ビニール袋 ・暖かい飲料、軽食(水に入ると子どもはお腹がすく) |
内 容
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9:00 集合・受付 9:10 オリエンテーション(チームリーダー紹介・注意・トイレなど) 9:15 ニックネイムゲーム(チームごと) 9:40 「海の生き物探検」開始! 10:50 公民館へ移動(足洗い・着替えなど) 11:20 「海の生き物博士」(ある生き物に名前をつけ生き物の生態を身体で表現) 12:20 ふり返り・終了 |