放課後かまくらっ子とは
- 「放課後かまくらっ子」は、「子どもの家(学童保育)」と「放課後子どもひろば(アフタースクール)」を合わせた総称。国が推進する放課後児童対策事業「放課後子ども総合プラン」の鎌倉版として、学校内または学校の近くにある施設で行われています。
- アフタースクールは、小学生が放課後帰宅せずに夕方まで安全に過ごせる場です。
- 新・放課後子ども総合プラン – 学校と地域でつくる学びの未来(文部科学省)
- 国が推進する総合的な放課後対策事業「新・放課後子ども総合プラン」について。
- 放課後かまくらっ子(放課後子ども総合プラン)について(鎌倉市)
- 放課後かまくらっ子の概要。
鎌倉の学童保育状況
- 2023年現在、市内には全小学校区・16箇所に公設の学童保育施設があります。
- 「放課後かまくらっ子」が2018年度より始まり、施設に併設されていた地域の児童館である「子ども会館」は閉鎖しました。
- これまで学校から離れたところにあった施設は、学校の近くや学校内に移転されました。
- アフタースクールへ移行する子が増えてきており、学童保育の待機児童は減少しています。
- 鎌倉の学童保育は公設公営かつ無料という独自の「鎌倉方式」で知られていましたが、2003年度から有料になり、2017年度より指定管理者制度が導入されました。2023年現在はほとんどが民間の管理・運営(公設民営)となっています。
- 令和5(2023)年度の子どもの家の利用料は6,000円/月です。同時に通う第2子以降は半額になります。令和7(2025)年度にかけて段階的に値上げが行われます。
- 令和5(2023)年度以降、子どもの家の延長利用・早朝利用、長期休暇等の開所時間などが改定されます。
- 子どもの家の利用料及び利用時間の改定について(鎌倉市)
- 令和5年度以降の変更点について。
- 利用児童に対して施設のキャパシティが小さいため、お昼のお弁当の時間はとても窮屈そう。
- YMCAなど私立の学童保育では、受け入れ人数が制限されているのでちょっとのびのび感があるみたい。
- 塾やおけいこ、お友だちの家と併用でした。それでも、長期の休みは本当に助かりました。
- 子どもの家の雰囲気になじめずに子どもが行くのを嫌がるようになり、家で過ごすようにしたけど、結局仕事を減らしました。
- 子どもが一人で過ごせるようになるまで仕事を辞めてしまった人もいます。
放課後かまくらっ子の詳細
- 「子どもの家」は以前からある鎌倉市の学童保育で、保護者の仕事や疾病などの事情で保育が必要な子どもに対して、家庭的な生活ができる場所を提供します。施設の職員が子どもたちを支援・指導します。
- 「放課後子どもひろば」では、大人の見守りのもと、施設内や校庭などで遊べます。また、週一回程度実施する活動体験プログラムに参加できます。見守りやプログラムは、地域のボランティア等の外部の人も協力して行います。
- 通常期の利用時間は、学童保育が放課後〜18:00(延長19:00)、アフタースクールが放課後〜17:00(10〜3月16:30)です。
- 子どもの来所時と帰宅時には、保護者へメール配信を行っています。
- 小学校開校日の平日午前と土曜日に乳幼児親子を受入れています。「子ども会館」と異なり、放課後の幼稚園児や中学生、他学区の小学生の利用は出来ません。
- 施設について、移動や昼食といった具体的な過ごし方をコソガイレポートにまとめました。
放課後かまくらっ子の設置場所(2023年3月)
- 鎌倉市直営
- にかいどう(鎌倉青少年会館内)、いなむらがさき(校舎内)
- 指定管理:シダックス大新東ヒューマンサービス(株)
- こしごえ(近隣施設)、にしかまくら(学校敷地内)、ふかさわ(学校敷地内)、やまさき(近隣施設)、おさか(近隣施設)、いまいずみ(学校敷地内)、せきや(学校敷地内)
- 指定管理:(株)理究キッズ
- だいいち(近隣施設)、おなり(旧図書館)、しちりがはま(近隣施設)、ふじづか(近隣施設)、おおふな(近隣施設)、うえき(近隣施設)
- 指定管理:(株)明日香
- たまなわ(学校敷地内)
- 放課後かまくらっ子(子どもの家・子どもひろば)について(鎌倉市)
- 子どもの家の利用、入所申込み、子どもひろば(アフタースクール)について。
「放課後子どもひろば」利用申し込み
- アフタースクールでは地域のボランティアさんも一緒に子どもたちを見守ってくれます。ありがたいですね。
- 「放課後子どもひろば」の対象者は、その小学校に通う児童、学区内に居住する小学生(私立・国立等)です。
- 利用には年度ごとに事前登録が必要です。鎌倉市直営の施設では鎌倉市青少年課(電話0467-61-3886)が窓口。指定管理施設では施設に直接申し込みます。各施設の連絡先はこのページ下の「学童保育 一覧」からご覧ください。
- 登録は随時受付。鎌倉市直営施設の場合、申請から10営業日程度かかります。
- 利用料金は年間保険料500円。その他、参加するプログラムによっては実費が掛かります。
- 子どもの家入所児童は、事前登録不要で同じ学区のアフタースクールに参加できます。
「子どもの家」入所申し込み
- 申し込む前に、あらかじめ見学したり先輩ママに様子をたずねるなどしておくとよいでしょう。見学は職員や利用児童の邪魔にならないよう気をつけましょう。
- 利用には年度ごとに事前の申請が必要です。鎌倉市直営の施設では鎌倉市青少年課(電話0467-61-3886)が窓口。指定管理施設では施設に直接申し込みます。各施設の連絡先はこのページ下の「学童保育 一覧」からご覧ください。
- 入所申請はいつでもできますが、新年度の受付は11〜12月に一斉に行われます。申請期間の前に「広報かまくら」に詳細が掲載されます。
- 受け入れ状況によっては、入所できないこともあります。
- 鎌倉市直営施設の場合、希望者には青少年課との面談が設けられます。特別に相談したいことがあれば申し出ましょう。
- 広報かまくら(鎌倉市)
- 10月頃、子育てコーナーに子どもの家の入所申し込みの詳細が記載されます。
- 放課後かまくらっ子(子どもの家・子どもひろば)について(鎌倉市)
- 子どもの家の利用、入所申込み、子どもひろば(アフタースクール)について。
私立の学童保育・居場所事業
- 私立の学童保育も少しずつ増えてきました。
- 利用料は高額になりますが、習い事のプログラムや送迎サービスを行っているところもあります。
- 利用登録ができなかった、児童が「子どもの家」になじまない、居場所以上のサービスを希望する等の場合は利用を考えてみるのもいいかもしれません。
- 居場所事業は学童保育と異なり、体験活動など好きな時に参加するものです。毎日開かれているとは限りません。
- 夏休みや春休みに、屋外や子どもの家等で体験プログラムを実施可能なグループもあります。
このページの情報は、鎌倉市こどもみらい部青少年課および「子どもの家」に子どもを通わせている父母に取材の上掲載しています。